こんにちは!児玉尚武です!
本日はなぜ今テレワークボックスが求められるのか?についてお話ししたと思います。
Web会議をする場所がない
コロナ禍が始まり1年半以上が経過した今もなお、テレワーク環境、リモートワーク環境が求められております。そんな中でまた新たな問題が生まれております。それはZoomやGoogle Meetを始めとするWEB会議を行う場所の確保が難しいということです。
・会議室は数に限りがあるため、常に埋まっている
・静かな執務空間では、周りの迷惑になるのではないかと気を遣う
・社内の共有スペースだと周囲の雑音を拾ってしまう
・会話の内容が周りに聞こえてしまう
というような悩みはこの1年半で誰しも抱いたことがあるのではないでしょうか?
実際に、株式会社スペースマーケットが2020年9月に20代から60代までの会社員821名を対象に行った調査でも、436名の回答者のうち24.5%が「オンライン会議ができるスペースが不足している」と回答したといいます。
コロナ禍でニーズが増え一気に店舗数が増えたコワーキングスペースはフリーアドレスのオープンスペースで人々の交流ができるという大きなメリットがある一方で、仕事場、作業場でオンライン会議をすると内容が周りの人たちにも聞こえてしまうというデメリットがあります。
リモートワークにマッチしているのは会議室ではなくテレワークボックス
今までは会議や商談というのは実際に会って行うのが一般的でした。そのため市役所やオフィスには会議室が設置されているのが一般的でした。しかしコロナ禍を経てオンライン会議が一般的となり、移動コストの削減など大きなメリットがあることが広く知れ渡りました。これは一時的な流行りなどではなく正にパラダイムシフトと呼ぶに相応しい変化であり、仕事の文化そのものがアップデートされました。このパラダイムシフトによりニーズが減少するのが対面での会議の場である会議室やミーティングルームであり、逆にニーズが増大するのがテレワークボックスです。仮に会議室を設置しようとすると広い面積に加えて消防法などに配慮した空調などにも配慮しなければいけません。しかしテレワークボックスなら内装ではないため移動や持ち運びすることができる資産であり、会議室の10分の1以下のスペースで十分です。仮に一人の方がWEB会議のために会議室を独占してしまうと多大なスペースが死んでしまいます。テレワークボックスのないオフィスやコワーキングスペースでは「WEB会議のために会議室をひとりが独占してしまい、いつまで経っても空かない」なんて光景がよく見られます。
テレワークボックスは適度なプライベート空間を作り出してくれる
家庭や職場、コワーキングスペースなどで例え周囲の人のことがどれだけ好きだとしても一人になって作業に没頭したいことはあると思います。コロナ禍は家庭内のコミュニケーションを極端に増やし、職場や友人とのコミュニケーションを極端に減らすこととなったためそれがストレスの原因になっている方も多くいらっしゃいます。そんなコミュニケーションのバランスを取り家庭内、職場内の調和を保つアイテムこそテレワークボックスなのです。
テレワークボックスへ「出社」する時代になる
今後oViceに代表されるように自分のアバターを作り出し、仮想世界で出社するという生活が当たり前になっていくことでしょう。ただし仮想現実の世界へ出社するからと言って、どんな場所から接続しても良いというわけではありません。人間は場所と行動を紐付ける生き物ですから、仮に寝室とリモートワーク場所が同じだと作業に集中できないどころか睡眠も浅くなるという双方への悪影響が生まれてしまいます。そこで仕事とプライベートを脳に切り分けさせるためにも、今後テレワークボックスへ「出社」するという方はますます増えていくことでしょう。
参考:オフィスから市役所まで。広がる「個室型ブース」の活用事例とメリット
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