こんにちは！児玉尚武です。2020年新型コロナウイルスのパンデミックによってテレワーク、リモートワークが急速に普及しました。
テレワークは通勤ラッシュの是正や無駄なコミュニケーションの排除へ繋がる働き方改革への有効打とされる一方で、リモートワーク環境が整っていない場合は孤独やストレスからくる健康被害や仕事の生産性の低下が問題視されています。本日はWithコロナ、Afterコロナに求められるテレワークに適した環境を具体的に３つご紹介させて頂きたいと思います。
コワーキングスペース
業務環境は仕事のモチベーションと生産性に大きく影響します。例えば自宅でテレワークを行う際に「家族や同居人、ペットとのやり取りがあり仕事に集中できない」「周りに真剣に仕事に取り組んでいる人がいないためモチベーションを保つのが難しい」といった声をよく耳にします。そもそも本来オフの時間を過ごしていた場所でそのままテレワークを行おうとすると業務以外のことに気を取られがちです。食べ物や飲み物の他に漫画やテレビなど様々な誘惑が目に入る上に、周囲に監視の目がないため「誰も見ていないからいいか」とそれらについ手を伸ばしてしまいます。
そんな時にオススメなのがコワーキングスペースです。コワーキングスペースは仕事をする環境として用意されているためドリンクやWi-Fiが完備している他、周りに熱心に仕事に取り組んでいる人が多いためモチベーションも保ちやすいです。特に日本人は周囲の同調圧力に弱い傾向があるので、コワーキングスペースはこの特性を上手く利用しやすいかと思います。また自宅のテーブルや椅子は本来くつろぐために設計、用意されており長時間仕事をすることを想定して作られていません。そのため高さを調節できなかったり仕事をするだけの十分なスペースがなかったりと身体に負担がかかってしまうことがあるのです。
一方コワーキングスペースには仕事をするための椅子や机などの家具が用意をされているため通常の業務を支障なく進めることができます。全国どこにどんなコワーキングスペースがあるのか知りたい方はこちらのサイトがオススメです！日本最大級のコワーキングスペースポータルサイトSHIGOTOBA
テレワークカプセル
テレワークカプセルは個の空間を創り出すことができる画期的なアイテムです。具体的には大勢の中では集中して仕事に取り組むことができない方、WEB商談を頻繁に行う方にオススメです。最近では駅などの共用部やコワーキングスペース、自宅に設置されるケースが増えてきております。
自宅やコワーキングスペースではご夫婦や周囲の人たちとの喋り声が被ってしまい互いにイライラしたという経験は誰しもあるのではないでしょうか？テレワークカプセルはそうした悩みを解決するため遮音性が高く設計されており、WEB商談やWEB会議を行う際にはまさに必須のアイテムです。またそこまでスペースを取ることもなく移動もできることもメリットのひとつです。コロナを通じてここまでWEB会議が一般化することは想定されていなかったため従来のオフィスレイアウトは会議室のみが設置されており、テレワークカプセルが置いてある場所はまだまだ多くありません。その結果WEB会議の度に４名用〜８名用の会議室が１人に占有されいつも会議室が空いていないなんてことも経験あるのではないでしょうか？これからのオフィスレイアウトやコワーキングスペースにはデフォルトでテレワークカプセルが設置されているのが一般的になっていくかもしれませんね。会話をする必要がない仕事をされている方は開放感のあるコワーキングスペースの共用部で仕事をするか、テレワークカプセル内で仕事をするか、気分によって使い分けてもいいのではないでしょうか？
ぼっちテント
安価で簡単に個別空間を作れる手段として近年注目を集めているのが「ぼっちテント」です。「ぼっちテント」とはその名の通り一人で入ることができる小型のテントのことです。周囲との接触を遮断し、一人の空間を創り出すことができます。しかし遮音性は高くないため周囲で音を出されると気が散るというのはどうしようもない問題として残ってしまいます。あくまでも視界的な問題解決であり、中は暗室化されます。暗い空間で集中して仕事を進めたいという方にオススメです。
ただ価格が１万円程度ですのでとりあえず買って試してみるにはお手頃ですよね。遮音性の課題については最悪イヤホン、ヘッドホンをしてしまえばいいので、エンジニアやゲーマーの方は使ってみると良いかもしれません。
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